2012年5月31日木曜日

道を切り開く

私達の研究室では、Wolfram症候群の治療法を開発しています。Wolfram病では、若年発症の糖尿病が初発症状、次いで視神経萎縮により視力障害を来し、神経変性が死因となります。患者さんの多くは子供達です。治療法開発の中で、様々な患者さん達と強い絆をきずくようになりました。その中の一人の子は、自分が難しい状況に置かれているにもかかわらず、自ら先頭に立って、研究費を創りだすために講演などを行っています。私達の責任は本当に大きいのです。

2012年5月12日土曜日

医学の未来にポジティブな影響を与える事

7月から、Samuel E. Schechter Professor, Washington University School of Medicineとして、St. Louisに赴任することになりました。病理学、内科学に所属します。尊敬するDr. Gustav Schonfeldから冠教授を受け継ぐ事になり、大変光栄に感じています。Washington Universityは、米国を代表する医学、医療機関であり、いままでとは違ったmindsetで臨まなくてはなりません。子供で糖尿病と神経変性疾患が合併している患者さんのゲノム解析や、iPSバンクの設立、Wolfram syndrome registry, clinic and research などの責任者となります。医学、患者さんの未来にポジティブな影響を与えられるよう、全力を尽くします。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ワシントン大学_(セントルイス)

これからもよろしくお願いいたします!